写真・映像制作業界向けのキャリブレーション機器が新しく設立されたキャリブライト社(calibrite)から calibrite colorchecker のブランドで販売が開始された。早速、日本総代理店である株式会社ヴィンチェロ様からお借りして評価した。
colorchecker DISPLAY(左)と colorchecker STUDIO(右)
colorcheckerシリーズのキャリブレーション用センサーは現在次の4モデルが販売されている。
* colorchecker DISPLAY ➡
* colorchecker DISPLAY PRO ➡
* colorchecker DISPLAY PLUS ➡
* colorchecker STUDIO ➡
* MacBook Proをキャリブレーション ➡
今回お借りしたのは一番お手頃な価格の colorchecker DISPLAY と一番高機能な colorchecker STUDIO。
colorchecker DISPLAYはできるだけ簡単にディスプレイをキャリブレーションしたい方への商品で、ノートパソコンで画像処理をしていてプリントはしない、あるいは重要ではない方に最適の製品。
colorchecker STUDIOはディスプレイのキャリブレーションだけでなくプリントする時に必要になるプリンタープロファイルも自作できる高機能タイプ。
どの製品もセンサー自体はX-Rite社が製造販売していた colormunki や i1 がベースとなっていて信頼性に不安は無い。新たにサポートソフトウェアとして ccSTUDIO と ccPROFILER が用意されている。
第2弾でお借りした残りの2機種 colorchecker DISPLAY PRO と colorchecker DISPLAY PLUS。ディスプレイのキャリブレーションに限定すれば ccProfiler と合わせて高度な機能と性能を提供してくれるこの2機種が本命です。ColorNavigator 7でもサポートされていて対象のColorEdgeシリーズディスプレイをハードウェアキャリブレーションできるお勧めの製品です。